2009年07月20日

タイ語でダジャレ


ところでその後、オーバさんから例の「ことわざ少年」(こちら)が「ダジャレ少年」に進化している、というような情報が入ってきました。
「ことわざ」はけっこう「正攻法」的で、「よく知っている人はすごく知っている」みたいな(何でもそうですが)ところが個人的にはどうかなぁと思っていた矢先に「ダジャレ」…これはおもしろいんじゃないでしょうか(というこのあたりについてわけのわからない方は「うちわパラダイス企画書」をお読みください)。
ということで、さっそくタイ語や韓国語、中国語の「ダジャレ」を集めてそれで「ダジャレうちわ」をつくれないかと検討していくことにしました(オーバさんからは「翻訳不可能」とかいうコメントが入りました)。
ところがネットで調べていくと、なかなかそれらしいものに出くわしません。「ダジャレで覚えるタイ語」とかばっかりです。韓国語には少しそれっぽい記事が出てきますが、中国語やタイ語はさっぱりです。
本屋や図書館にも足を運び、ここ2~3日でどうもうっすらわかってきたのは、「ダジャレ」は母音の数が少なく、子音と母音がワンセットになった日本語に非常に向いている言葉遊びであるということです。「タイ語にはダジャレはない」みたいな記述も。
でも本当のところ、どうなんだろう。誰かタイ語、中国語、韓国語のダジャレ教えてください。

話が少しそれますが、私はこの「翻訳不可能」とか「理解」とか、そういうのに興味があります。
例えば、「翻訳ではわからない」みたいな話があります。あるいは「日本人にクラシックがわかるのだろうか」とか、逆に「外国人にわび・さびがわかるのだろうか」とか。
でもどうなのでしょう。そもそもその「日本人」とかクラシックのわかるなに人とかを想定したとして、その人が本当にわかっているかどうかはどうやって判定するんでしょう。
別にそんな難しい内容じゃなくてもいいんです。「赤い」でも「苦い」でも、本当に私じゃない人が「赤い」とか「苦い」という意味を理解しているかどうかなんて、どうやって判別できるのか。
それは簡単に言えば、みんなが「赤い」という色を指し示したり、「苦い」というものを食べたときにおんなじような反応をする、ということでわかるわけですよね。そしてそれ以上のものではない。それ以上に「いや、本当にはわかってない」とかいうのはもう純粋にそのことをどうこうしたいというよりは、もっと別の話なんだと思います。

そして話はまたちょっと違いますが、「ことわざ」。例えばこれに関して小学生に聞けば、たいがいは「知らない」「わからない」ですよね、日本で育った子でも。意味のわからない言葉の羅列のようなもの、まるで外国語のようなものです。それを外国人の子どもが覚えるようにと言われ、日本人なら当然「わかっている」はずだとえんえん我々に尋ねるというあの「ことわざクイズナイト」の状況。

「内輪」というのは、その「わかるのが当然」という範囲なのかもしれません。「内輪うけ」という言葉は、まさにそうした、意味内容や価値基準が共有されている状況を指しています。
しかしその「内輪」の内容は、「赤い」が実際その人にどう見えているのかわからないような中でも難なく成立するし、逆にどんなにわかっていると言っても認めてもらえない状況だってつくりだせる。

「ダジャレ(もしくはことわざ)」を、(教えてもらってもわかるかどうかわからないけれど)実際に会って教えてもらう。教えてくれたその人に手渡すためにうちわをつくる。
「うちわをひろげる」こと。それは、この私の「うちわ」をひろげるもの。



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