2009年07月19日
うちわパラダイス企画書その1
さて、そろそろまじめな話を。
以下が、7月10日、オーバさんに出した最初の企画書です。
***************
企 画 書
「うちわパラダイス」
異文化×異世代ミックス・ジュース
~横浜下町パラダイスまつり2009~
2009.8.22~8.30
横浜市中区若葉町
主催:ART LAB OVAアートラボ・オーバ
協力:NPO法人コミュニティアート・ふなばし
門脇 篤
門脇篤まちとアート研究所
〒980-0812仙台市青葉区片平1-3-2-504
070-5621-2301 info@kadowakiart.com
◇制作背景
横浜最後の名画座シネマ・ジャック&ベティを拠点に、地元の青年たちと、日本、タイ、韓国、中国など近隣の商店を巻き込んだアートな祭りと映画祭「横浜下町パラダイスまつり2009」は、港横浜の裏通りの魅力をアピールし、多国籍化したこどもたちとともに新しい下町の姿を模索するアート・プロジェクトである。
09年3月、へんてこかわいいアート集団「アート・ラボ・オーバ」に連れられ、非常にフレンドリーでオープンなタイ・レストラン(店名失念)を訪れた折、そこの子どもに拷問とも言える「ことわざ出題攻撃」を受けた。しかしそれは彼らが日頃学校で浴びせられている拷問でもあるわけで、それをうまく受け流すとともに、「反撃」に転じているとも解釈できるわけで、多国籍化した横浜の下町のこどもたちの種としての進化ぶりを物語っているのではないかと考えるに至った。
また、私は千葉県船橋市を拠点とするアートNPO「コミュニティアート・ふなばし」と4年間に渡って行動をともにしているが、今年に入って「横浜に潜入し、絵本を制作せよ」との命を受け、この7月下旬に海苔と米を持って訪れる予定であるが、私が思うに、単に緊急物資たる食料だけでなく、船橋で今まさに開花せんとしている「アート」を輸出するべきではないかとの思に達した。つまり船橋ではこの夏、「ワルい子うちわ」(仮称、おそらく訂正される可能性大)なる「こんなうちわ作っちゃダメでしょ」といううちわをつくるワークショップを開催予定であり、これを横浜に持ち込めないかと考えるに至った。
◇制作主旨
「アート・ラボ・オーバ」から、会場となる若葉町近辺は、さまざまな国籍のお店が分断された状態で存在している、というようなお話をうかがった。
私は「ことわざ」と「うちわ」をモチーフに、うちわ(内輪=コミュニティ)をひろげるささやかな試みを行ってみたい。
◇企画概要
1.「ことわざパラダイス」
若葉町にある日本、タイ、韓国、中国のお店を訪ね、とっておきの秘蔵「ことわざ」をさぐりだし、これをそれぞれ他国語(日本語、タイ語、韓国語、中国語)に訳して書き込んだアートなうちわを制作。それぞれのお店に他国(他店)のことわざのうちわを展示してもらえるようにお願いする。
「ああ、あの人の国にはこんなわけのわからないことわざがあるのね」というところからひろがるうちわ(内輪)意識を醸造。
7月26日や行けたらお盆などにリサーチ実施、制作して会期前に送付
※お願い:めぼしいお店を紹介していただきたい。つくったものを送ったらそちらで展示のセッティングしてもらえるか。
2.「ワルい子うちわ」(仮称)
「こんなうちわ作っちゃダメ」というような非常識でおもしろいうちわを来場者に作ってもらうワークショップ(「よいこのうちわ」も一応、制作可)。船橋でも7/25に実施予定。
8月23日(日)のみ開催(実施可能なら8/22夜もしくは8/23早朝にうかがい、8/23夜に退散のスケジュールでうかがいます)
※お願い:実施場所確保できそうでしょうか。
◇資料
船橋でのうちわワークショップ風景(2008年7月)

よいこのうちわ
ワルい子(オトナ)うちわ(使い捨てカイロがはってあって暑い)


船橋で配るうちわ
以下が、7月10日、オーバさんに出した最初の企画書です。
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企 画 書
「うちわパラダイス」
異文化×異世代ミックス・ジュース
~横浜下町パラダイスまつり2009~
2009.8.22~8.30
横浜市中区若葉町
主催:ART LAB OVAアートラボ・オーバ
協力:NPO法人コミュニティアート・ふなばし
門脇 篤
門脇篤まちとアート研究所
〒980-0812仙台市青葉区片平1-3-2-504
070-5621-2301 info@kadowakiart.com
◇制作背景
横浜最後の名画座シネマ・ジャック&ベティを拠点に、地元の青年たちと、日本、タイ、韓国、中国など近隣の商店を巻き込んだアートな祭りと映画祭「横浜下町パラダイスまつり2009」は、港横浜の裏通りの魅力をアピールし、多国籍化したこどもたちとともに新しい下町の姿を模索するアート・プロジェクトである。
09年3月、へんてこかわいいアート集団「アート・ラボ・オーバ」に連れられ、非常にフレンドリーでオープンなタイ・レストラン(店名失念)を訪れた折、そこの子どもに拷問とも言える「ことわざ出題攻撃」を受けた。しかしそれは彼らが日頃学校で浴びせられている拷問でもあるわけで、それをうまく受け流すとともに、「反撃」に転じているとも解釈できるわけで、多国籍化した横浜の下町のこどもたちの種としての進化ぶりを物語っているのではないかと考えるに至った。
また、私は千葉県船橋市を拠点とするアートNPO「コミュニティアート・ふなばし」と4年間に渡って行動をともにしているが、今年に入って「横浜に潜入し、絵本を制作せよ」との命を受け、この7月下旬に海苔と米を持って訪れる予定であるが、私が思うに、単に緊急物資たる食料だけでなく、船橋で今まさに開花せんとしている「アート」を輸出するべきではないかとの思に達した。つまり船橋ではこの夏、「ワルい子うちわ」(仮称、おそらく訂正される可能性大)なる「こんなうちわ作っちゃダメでしょ」といううちわをつくるワークショップを開催予定であり、これを横浜に持ち込めないかと考えるに至った。
◇制作主旨
「アート・ラボ・オーバ」から、会場となる若葉町近辺は、さまざまな国籍のお店が分断された状態で存在している、というようなお話をうかがった。
私は「ことわざ」と「うちわ」をモチーフに、うちわ(内輪=コミュニティ)をひろげるささやかな試みを行ってみたい。
◇企画概要
1.「ことわざパラダイス」
若葉町にある日本、タイ、韓国、中国のお店を訪ね、とっておきの秘蔵「ことわざ」をさぐりだし、これをそれぞれ他国語(日本語、タイ語、韓国語、中国語)に訳して書き込んだアートなうちわを制作。それぞれのお店に他国(他店)のことわざのうちわを展示してもらえるようにお願いする。
「ああ、あの人の国にはこんなわけのわからないことわざがあるのね」というところからひろがるうちわ(内輪)意識を醸造。
7月26日や行けたらお盆などにリサーチ実施、制作して会期前に送付
※お願い:めぼしいお店を紹介していただきたい。つくったものを送ったらそちらで展示のセッティングしてもらえるか。
2.「ワルい子うちわ」(仮称)
「こんなうちわ作っちゃダメ」というような非常識でおもしろいうちわを来場者に作ってもらうワークショップ(「よいこのうちわ」も一応、制作可)。船橋でも7/25に実施予定。
8月23日(日)のみ開催(実施可能なら8/22夜もしくは8/23早朝にうかがい、8/23夜に退散のスケジュールでうかがいます)
※お願い:実施場所確保できそうでしょうか。
◇資料
船橋でのうちわワークショップ風景(2008年7月)


よいこのうちわ

ワルい子(オトナ)うちわ(使い捨てカイロがはってあって暑い)


船橋で配るうちわ


Posted by 門脇篤 at 15:55│Comments(0)
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